=♪話題のコンサート.リハーサル の巻き♪=
雅楽演奏家・東儀秀樹さんの楽屋にお邪魔してきました。
「東儀さんって、確か“ハーレー”に乗ってますよね〜?」
『ああ、持ってますよ! じゃ今度はバイクの話で、改めて会いましょうか?』
バイク好きで、車好きな東儀さん。
クラシックカー・ラリーの「ラ・フェスタ・ミッレミリア2004」に、堺正章さんと出場した時の写真を渡してきました。乗るのは1952年製のALFA
ROMEO 1900 DISCO VOLANTE
SPIDER。普段はイタリアの博物館に展示されている車両を、このイベントの為に、特別に走らせた貴重な写真なんです。(貴重な写真を撮影したのは、今年のBTOU2006にも「チームACP」のカメラマン&ナビで参加予定の茅原田さん)
東儀さん、今年の「ラ・フェスタ・ミッレミリア」にも出場するらしく、よっぽど写真が嬉しかったのか、発売になったばかりで話題の、CDとDVD、TOGI+BAO写真集付きのスペシャルBOX[東儀秀樹
TOGI+BAO SUPER ASIA]を、サイン入りでいただいちゃいました。(左の写真)
それに『良かったら、リハーサル観て行く?』と言われ、2つ返事で見学決定!
だって、今話題のコンサートですよ!
リハーサルとは云え、観ないわけにはいかないでしょ〜!?
オーチャードホール(渋谷の文化村内)の「本当だったらSS席の特等席じゃん?」ってな、前から4列目を陣取り、7月から始まったばかりの「東儀秀樹「TOGI+BAO」コンサートツアー2006」のリハを見学するコトになったのです。
このコンサートが「スゴイヨ!」ってウワサは、以前から聞いていたんですが、リハが始まって、ビックリ!!!
神社の昇殿参拝や、神前結婚式なんかで聞いたことのある「笙」(しょう)や「篳篥」(ひちりき)の雅楽の音色。それが東儀さんにかかれば、古典的なメロディだけでなく、UPテンポのメロディーまでを奏でるのです。今までは、重々しいというか、地味な印象しかなかった日本の伝統楽器が、映画.タイタニックのナンバーまで、不思議な音色で繰り出すんですヨ。
それに「笙」や「篳篥」って、頭の上のほうから響いてくるんですね。α波を刺激されるっていうか、θ波を刺激されるっていうか。疲れが飛んでいくような感じ?宇宙の方から共鳴してくるっていうのかな? こんな感覚を覚えたのは、今回が始めてでした。
ボクは悟ったのです。
今まで聞いたコトのある雅楽は何だったのか? 神社の昇殿参拝で聞いていた「笙」や「篳篥」音は、テープの再生音じゃないかと・・・。
それに、この「TOGI+BAO」っていうユニットは、東儀さん自らが中国でオーディションを行っい、中国の若きエリート・ミュージシャンとのユニットなんですよ。
日本伝統楽器、「笙」や「篳篥」の音色が、中国伝統楽器の二胡、笛、琵琶と、見事にマッチ。「笙」や「篳篥」だって、きっと大陸から伝わってきたものなんでしょうけどね・・・。
本番では、お客さんが総立ちでノリノリのライブになるそうだから、いやいや、伝統楽器がくりだす、これまた不思議な世界。リハでも十分に感激してしまったボクですが、「こりゃコンサートにも来て、熱気を生で体感しないとダメだな〜。」と思ってしまいました。
リハが終わって、楽屋に戻ると、今吹いたばかりの「笙」や「篳篥」をボクにも持たせてくれました。この楽器は、東儀さんが一番演奏しやすいモノだそうで、そんなに古いモノではないそうなんですが、いや、軽いのなんの。なんたって材質は竹ですからネ。
「笙」は17本の細い竹を束ねたような感じになっているんですが、その留め具というか、装飾品はピカピカのシルバー。古典楽器なのに、バイカー的なカッコ良さがあるシルバーなんですよ!
一方「篳篥」は、これまたナントも小さい楽器。手のひらサイズの楽器なのに、スゴイ音域...。だと思っていたら『穴の数も少ないし、短い笛ですから、音域が狭い楽器なんですよ!』と東儀さん。「えっ!?そうなの?? ボクにはそうは思えなかったけどな〜」実は口元のリードで微妙な音程調節をしているんだそう。音域の狭さを感じなかったのは、東儀さんのスペシャル・テクニックの所以だったのですね。
そんな偉人の東儀さんに、軽々しくお願いするのは大変恐縮なのですが、次は東儀さんのハーレーを見せて下さいネ〜!! と頼んだら『ええ、いいですよ!』と物静かに返事が返ってきました!
アーティスト、東儀スペシャルのハーレーってどんなんだ!?
楽しみだな〜〜〜!!!
東儀秀樹オフィシャルホームページ
話題のコンサート情報もコチラ
http://www.toshiba-emi.co.jp/togi/
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