TDRでTBI その4
やっぱり辛いものは辛い
ども。まるです。
乗る前から分かりきってはいたのですが、TDRというバイクはオフロードを走るのには非協力的なバイクです。ピーキーでハイパワーなエンジン、曲がらない車体。そして体験したことはありませんが、ノーマルではSSを走るのが危険なのではないかと思われるサス。それで、いろいろといじるわけですがサスを変えてホイールを変えて・・・とやっていると身長が伸びてしまい足が着かないバイクになってしまうわけです。
そんな非協力的なTDRなので、TBIでは私にとっては辛いの一言です。去年ゴールした後にもうイヤだと思ったのに、今年は半分意地になって"出ます"と言ってしまったようなものですからね。
去年、私が感じた最大の弱点はフロントブレーキとフロントサスだったので今年はサスペンションとブレーキは改良しようと思って、某モトクロッサーのを移植しました。これが上手くいって、今年はちゃんとバイクになっていました。3日目くらいまでは去年よりだいぶましだし、楽ちんかもと思っていたのですが、そこから先はオーバーホールして元気になりすぎたエンジンと高くなったシートに翻弄され続けました。油断したらバイクが飛んで行ってしまいそうですし止まる時にはちょっと油断するとすぐにたちゴケしてしまうのです。そんなわけで4日目位からはSSでもエンジンは回すことが出来ずに(といっても私にとっては十分にパワフルなのですが)最後までいってしまいました。たちゴケの方はどうしようもなく、日に1~2度のペースでパタパタ行っていました。
とはいっても、このバイク、すごくいいところがあります。それは完走したときにいつもの何倍も開放感を感じられるということです。去年も感じたのですが、いつもの何倍もゴールするということが嬉しいのです。
そんなわけで、このバイク、普通にはおススメしませんが、しなくてもいい苦労といつも以上に嬉しいゴールを味わいたい方がいたらオススメします。
それでは。
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