モンゴル日記その10
ども。まるです。
久々に真面目に走りました。真面目に走ったのなんてTBIの最後のSS以来です。モンゴルでそのペースで走ったら30分と持たないわ、道は間違えるわ大変なことになります。久々だったんでオーバーランするしバイクと人間の走って行きたい方向は違うし。あ〜こりゃあダメだな。と思いました。
それでは今回はETAP6後半2です。
CPを出てからも迷子旅は続きます。
まずはドライレイクの入り口の分岐が分からなくて引きかえします。
それからその出口の合流するピストが分からなくってやり直しです。
2度目も道があっているんだか良く分かりません。3度目でようやく発見。
ここまで間違えると自分が信じられなくなってきました。
ホントかよ?いやー、間違っているんじゃないの??
合ってるってば!!そんな会話が頭の中で繰り広げられています。
なんだか今日は3歩進んで2歩戻る。そんな1日です。
すぐに村にたどり着きました。地図を見ようと止まっていると子供が近づいてきます。ここの村では今までとは様子が違いました。今までだと近づきたいけどおっかなびっくりという感じで1mくらい離れてみているだけだったのですが、ここの子供はものすごい勢いで近づいてきました。それは良いんですけど時計を取ろうとしていたり、アクセルをあおってみたり、はてはテールバッグを開けておやつを取ってみたり。村の中で止まって地図を見ていたら大変なことになりそうです。考えてみたら100キロ先はアルベイヘール。きっとこのあたりは都会なんでしょうね。気をつけないと、何をとられるか分かりません。村は無事に通過。そこから先は大きな分かりやすいピストで迷いませんでした。一番大きな道を通っていればそのままアルベイヘールへいけるようでした。ゴールの10kmほど手前から遠くのピストに車が見えたり地平線に町が見えたり。SSのゴールは村のはじのガソリンスタンド。給油してからビバークへむかいます。給油中にタンクが傾いているのに気づきました。ガソリンがもれている様子はないしガタはないのでとりあえずゴールまで行って考えることにします。日没までにどうにか間に合いました。
さて、タンクは…
外してみたら、ステーをタンクにとめるボルトが落ちています。
それで、ガタガタだったようです。この状態でずーっと走って壊れないアチェルビスのタンクって丈夫です。
修理するにはM6のボルトが必要です。が、ボルトはカミオンの中。そのカミオンの到着は遅いらしいのです。
タンクはメカニックのうなぎさんがどうにかしてくれるとの事。とっとと寝ることにします。砂漠を離れたとたん夜はとても冷えます。ありったけの服を着てシュラフにもぐりこみました。
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