モンゴル日記その7
ども。まるです。
腰痛もろくに治らないのに林道ツーリングへ行きました。
XRで行ったらこかしたときに大変だと思ったので妹のTT125で行くことにしました。が、TTってかえって腰には悪いバイクだったようです。ちょっとした石に乗っただけでガッシャンガッシャン腰に響きます。たまらず後半はXLR125に乗り換えたのですがあまり変わらず。WR250にも乗ってみたんですが、バイクが思うように動いてくれず。。。腰痛でツーリングに行くと不幸せな思いをするようです。日曜日に置き針してまだ針を刺しっぱなしです。早く直るといいのですが...さて、今回はETAP5前半です。
朝から80kmのリエゾンです。今日はSSのスタートがデューンだと分かっているので憂鬱な気分でリエゾンをこなします。80kmほどでリエゾン終了なんですが、あ~砂。走りたくない!とペースが上がりません。途中、越された西村さんの後を追走。すでに地図を見ていません。SSのスタート地点まではピストを外れてCAP走行なんですが、1キロくらい行き過ぎたとこから曲がったらしいです。ふらふらと迷っていると前方から旦那さまを発見!コース上で旦那様を見たのはこれが最後です。旦那様も迷ってデューンをたんまり走ってきたようです。ご苦労様です。
この後ヘリの近くにたくさんの競技車両を発見しそこを目指して走りました。ここでも数キロの間にたんまりこけて回りの皆さんには多大なご迷惑をおかけしました。SSのスタートで一度集合。デューンでは地図を見てる余裕なんて無いん
だろうなと思ったので空き時間に地図を暗記しました。長かったらどうするつもりだったんですかねえ?ECO部門から順番にスタートです。プリウス、インプレッサなどはスタートの手前から助走をつけて砂に入っていきました。ラリー部門の皆さんもフカフカな砂にハンドルをとられて大変そうです。
私はといいますと何とかスピードに乗せることに成功しました。道なんてどこだか分からないけどとりあえずわだちを追っていきました。みんなGPSポイントにまっすぐ走っていったようです。地図ではもっとデューンの中を走ることになっていたらしいのですが…。
はじめは順調に見えた走行も小さい山を越えるときに前転。
2年前にもやっているのですが学習能力が無いようです。後ろから来ていた小澤さんに助けてもらい西村さんに脱出を手伝ってもらい。やっぱしダメです。ここからは小さい山も注意深く越えてデューン終了です。と言っても山3つ越えたらデューンから出ていました。
ピストに出たのはいいけれど一体どこに出たのか分かりません。
とりあえずGPSのさしている方向に走ります。今日のピストは予告も無くギャップが出てきます。コーションが付いているものは本当に怪我をしそうなギャップです。たくさんの方々がギャップで負傷してレスキューしているヘリを何度もヘリに追い越しました。
途中前を走っていた西村さんもギャップに飛び込みました。その瞬間本当に死んじゃったかも、と思いました。おかげで私はギャップに飛び込むギリギリのとこで減速することが出来ました。勢い余って路肩の木にはぶつかりましたけど。そのまま走っていくのでなんともなかったのかな?と思ったのですが、数キロ走ってストップです。手首がメチャメチャ痛そうでした。後ろからヘリが来たんで下りてきて"やめなさい。"といわれたら困ると思ったらしいです。私だったらそこまで考えずに止まって転げまわっているような気がします。
デューンから出てから100kmほどしか走っていないのに所々に緑が出てきました。モンゴルといえば草原なのに今まで一度も見たことがなかったのです。本当にきれいな緑をしています。かと思えば全く草の生えていない渓谷の枯れ川を走ったり。砂漠地帯から遠ざかっているんだなということがハッキリ分かった前半でした。
それでは。
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