まずい、へたくそだ…
毎年、12月には地元である3時間エンデューロに出ています。普段モトクロスコースを使ったエンデューロには出ないのですがなぜかこの時期だけで毎年出ています。このコース、細かいコーナーがすごく多くて数年前にKTMで出たときには曲がれなくてオーバーランばかりしていました。そんなわけで去年は妹とTT125で出場。ストレートとジャンプは辛いけど小さいコーナーはまあまあ楽しいといった具合でした。で、去年と同じく妹と出るのですがKTMにするかTTになするか迷いました、が、前日の雨でこれはTTかな?とTTでの出場です。ちなみに妹さんはXRです。
林道のレースしか出ない私にはちょっとなじみがありませんが、ここのレースは練習走行というものがあります。なんだか水溜りがところどころにあるような路面だったので様子みに走ってみました。まともにバイクに乗るのは久しぶりで乗りかたを忘れてしまっているようです。コーナーが来た。減速しなきゃ。あ〜もう曲がらないとはみ出す。あっストレートだ。とりあえず加速しておくか。という感じで、全然スムーズではないのです。どうせ今から1時間半は走るわけだし1周でいいやと練習走行は終わり。
このレースはいつもルマン式のスタートでえらく長い距離を走らなければならないのです。走るのは面倒なので、パス。妹にスタートライダーをやってもらうことにしました。ところが…妹さん、たった3周で帰ってきてしまいました。スタートで疲れてしまったのでしょうか?さすがにこれは予想外。めちゃくちゃあせりました。
走り始めたのは良いのですが、相変わらずギクシャクした走りのままです。そんな感じなので越されることはあってもこけている方以外越すことはないのです。おまけにこんな走りではいかん!と頑張ってみたコーナーではことごとく吹っ飛びます。これでへこんでしまい再びゆっくりとしたペースに戻ってしまいました。
で予定通り30分たって交代。今度は妹が走っています。見ている間にピット作業をしてくれている旦那様が一言。あんた、遅い。で、次に交代してからは、ピットに入ってから遅いといわれてたまるか!!!と、ものすごい勢いで走りました(私はそのつもり)でも、そうするとさらにすごい勢いでこけてしまうのです。あ〜、なんてこと。2回目はそんなこんなでこけまくった30分間でした。
で、再び妹さんの番。メチャメチャ頑張っているつもりなんだけどという言葉とはウラハラにものすごく平和に見えるのが妹さんのライディングです。旦那さんはまるで電気自動車のようだといっています。妹さんにはゴールに向けて少し長く走ってもらいました。残りが30分となったところで交代。
で、今度は2回目のコケを修正すべくコーナーにあまり突っ込みすぎないよう気をつけて走りました。コケはしないし順調に見えましたが今度はストレートでスタンディングするのに疲れて立てないのです。TTって車格が小さくてスタンディングしても完全に立てません。立ってしまうとハンドルがはるか下にあるのです。そんな感じなのでスタンディングすると空気椅子のような状態なのです。今度はコーナーじゃなくてストレートが辛くなりました。足をプルプルさせながらストレートは走りコーナーでシートに座って休む。というサイクルを続けることになってしまいました。あ〜もうダメ。次の週は全部座って走る。と思いながら戻るとチェッカー。どうにか無事に完走することが出来ました。
たった1時間しか走っていないのに、次の日はというと青あざが痛いのと重度の筋肉痛。靴を履くのにも一苦労という状態でした。ライディング云々の前に基礎体力がない!!ということがよくわかりました。ジム通いしないとやばそうです。
それでは。 |