モンゴル日記その3
ども。まるです。
我が家は今週末にバイクの引き取りに行きます。
去年のSSERから約1年。BTOUがいよいよ終わるんだなと思うと
寂しいような気もします。さて、今回はETAP2です。
日本を出てからずっと壊していたおなかが痛くて目が覚めます。ゴールまでこの調子なんでしょうか?ちょっと気が重くなります。
いよいよスタートです。コンテナヤードへ行って残作業である荷物の整理。それからウランバートルまでコンテナに入れて送る荷物を預けたりマップを巻いたり、ウォーターバッグに入れる荷物をまとめたりしているとあっという間にお昼ご飯&ブリーフィングの時間になりました。今日の昼も肉まんのがわのみの食べ物が出てゴキゲンでした。
ブリーフィングを終えて着替えているとすでにスタート地点に出発している人も。こうなるとあせるのが私です。バタバタするだけで何も進んでいません。
今回ウォーターバッグをジャケットの中に収める予定だったんですがおやつを詰めすぎて入らなくなってしまいました。もともとアチェルビスのウエアはちゃんとウォーターバッグをジャケットの中に入れる設計になっていて日本でも着てみたんですがおやつが計算に入っていませんでした。旦那さんはしっかりウエアの下に仕込んでいます。やはりこの辺が私のマヌケなところなんでしょうか?
時間がないのにさらにあせりました。結局おやつは捨てれないということでウォーターバッグは外に出ていただきました。どうにか荷物は全て身に着けてブーツも履いてスタート地点に。それからスタートまでには数十分あったんですが、炎天下の中無風なのでメチャメチャ暑いのです。プロテクターを着けてジャケットまで着ていると大汗をかいて喉は渇くしクラクラして大変でした。この暑さ、ヤバそうです。
スタートはECO部門からです。ECOが終わったらすぐにラリーのスタート。私のゼッケンは5番なんですぐにスタート順番になります。スタートしてしまうと空気が乾燥しているし風が入ってくるので待ち時間の100倍は涼しいです。
私のウエアは袖が取れるタイプのものなのですが、コケて擦りむくのがいやなので袖を取って走ることはほとんどありません。が、暑いときは袖のジッパーを開けて使っています。袖を閉めているときとは体感温度が全然違います。デューンを走る時なんてつながっている部分が10cmくらいしかありません。国内のレースでもよくやっています。ホント違いますので袖が取れる方々、お試しあれ。
最初の大きな分岐は12kmくらいです。ICOがちょっとずれているくらいで特に問題はありません。早速地平線まで見えそうな景色が広がっています。モンゴルでは10kmがあっという間で油断すると次のコマをすぐにすぎてしまいそうな勢いです。
今回のXR、日本でも少し走らせてみたのですが、それから何もいじらずに持ってきました。林道ではとても走りやすかったんですが、モンゴルではステダンを一番締めこんでもギャップで簡単に振られます。やはり林道で走りやすいバイクはモンゴルではダメなようです。トップの方々のように飛ばすことは出来ないんですが、最高速度70kmはひどすぎます。
130km付近に最初の村がありました。
後ろからたくさんのエントラントが来るので地図を見ていたら次々と越されます。いつも村で迷うんですが今日は楽チン。あっという間に村を通過できました。早めにスタートできるっていいですねえ。村を出たらみんなピューっといなくなるんですけど。
旦那さんに越されたのはCP1をすぎてしばらくしてから。私の35人うしろなんですでに35分差をつけられているということになります。まっすぐの道で手を振りながらあっという間にいなくなってしまいました。まあ、180kmくらい走って35分差ですから。成績優秀です。
そして、この日最後の村は205km付近。ここもECO部門の車について行ったら簡単に通過できました。今日は本当にラッキーな日です。
残りの50kmもしっかりとしたピスト。周りにはたくさんエントラントがいてミスコースしても前からたくさん戻って来る方もいて迷わず行くことができました。
そんなこんなで1日目は以外にあっさりすぎていきました。 |