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モンゴル日記その1
ども。まるです。
なかなか進まなかったモンゴルの日記。ようやく始められそうです。といっても、今回は中国国境の町エレンホトまでのお話です。
いよいよ、モンゴルに出発する日の朝です。
今回、航空券の予約が上手くいかなくて、3回も飛行機に乗るというちょっと変わった移動になってしまいました。まずは福岡からソウルへ飛んで一泊。翌日の朝、青島によって北京という感じです。
北京の空港には17:00着なのに、ミーティング開始が19:00という無謀なスケジュールでした。が、これ以外に福岡から北京入りする方法がなくて強行することにしました。北京の空港に降り立つと怪しいタクシーの運転手や、怪しい旅行会社人からたくさん声をかけられました。そのたびについていく私たちもちょっと危ないですが、日本人ってすぐに分かっちゃうんでしょうね。
ホテルへはJIN BEIという名前のどこからどう見てもハイエースの形をした車で移動しました。このタクシーの運転手さん、ホテルを知らなかったみたいで道を聞きながら移動していました。オイオイ。別に遊んでいたわけではなくて一生懸命やって遅刻でした。遅れてスミマセン。この日はミーティング、懇親会で後は就寝でした。すでに疲れています。
翌日は国境の町エレンホトという町まで移動です。朝7:00ホテルを出発。
バスは小さい観光用。これで国境までの1,000kmを移動します。
途中で万里の長城にあるパーキングで泊まって記念撮影。このあたりまでは高速道路なので快調。一般道に入ってもしばらくは幹線道路なので余裕。大変なのはその後でした。
だんだん都市圏から離れてくると道はまっすぐなんですが時々すごいギャップがあって、そこへ減速せずに突っ込むもんだからバスの中では全員、空中に浮いています。私の乗っていた最後尾の席は特にひどかったような気がします。隣に乗っていた川合さんなんか、通路になげだされそうでした。何度かはるか上にあるはずの天井に頭をぶつけました。しばらく行くとダート。ダートに入るとスピードが落ちて殺人的なギャップはなくなるんですが、今度は絶え間なく車がゆれて、どちらが良い?と聞かれると難しいかも知れません。
GPS観察中の方はミスコースに気づいていたようですが。1時間ほどミスコースをしました。正解の道路も当然ダートでしたがこのミスコースのダメージは大きかったような気がします。
出発して10時間ほど。この辺りまで来ると、風景はモンゴルっぽくなって来て地平線が見渡せます。GPSによると幹線道路まで約30km。観光バスではオフロード走行はなかなか進みません。途中で道が崩れていてバスから降りて歩いて移動。きっと乗ったままだったらあちこち転がる人がたくさんいたと思います。こんなところを走る運転手さんもすごい!
ここまで来るとトイレがないので大草原でトイレ。まさか国境を超える前にこんな事態になろうとは。
日も暮れかけた頃、幹線道路が見えてきました。その瞬間、車内に拍手が起きました。普通、バスに乗っていて拍手なんてしませんよねえ。でも嬉しかったんですよ。本当に。オンロードに出るとすぐに眠りについてしまい気づいたらホテルでした。が、ところどころ体が浮いてはシートに落ちて目が覚めているのできっとダートを走っていたんでしょうね。
午前1時ホテルに到着。大会期間中も含めて一番疲れた移動でした。この時間からご飯を食べて就寝。この日もぐっすり眠れました。
明日はいよいよ国境越えです。 |
