車に関して思うこと
ども。まるです。
ガストンライエさんがなくなられてから1年。ガストンさんに直接会ったことはないんですが、とある方からこんなことを言われたことがあります。それは2002年のモンゴルへ行く直前のこと。私、オフロードを走りながら地図を見ることが出来ないのでモンゴルに行ったらどうしよう。と話していたらあのガストンライエさんだって止まって地図を見ていることがあるよ。目からウロコでした。パリダカでトップを走るような方でも止まって地図を見ることがあるんですね。ひょっとしたらだから速くゴールできるのかも。それからというものモンゴルに行ってもTBIでも九州のラリーでも分からないところは止まってじーっと考えてから進むようになりました。去年無事に完走できたのはそのおかげ?かもしれません。
さて、今週はハイエースがやってきました。今乗っているやつは10万キロで購入して5年。走行距離は20万キロを越えてしまいました。これがまたトラブルなく良く走ってくれたのですがそろそろ限界のようです。寒くなるとミッションの入りが悪くて2速と4速に入りません。この状態で2年ほどだましだまし乗っていました。20万キロに近づいた辺りから他のところでもトラブルが出てきました。朝、会社に行こうとするとセルモーターが空転してエンジンがかからないこともしばしば。こうなるとあわててチャリンコで出かけるのですが、遠出したときにこんなトラブルが起こったら大変です。そろそろ次の車を探さないとねえ。なんていっていたら買い換えるという方がいらっしゃいました。大阪の方です。排ガス規制で登録できなくなるんだとか?大阪の方々にとってはどうなのか分かりませんが私にとっちゃあ排ガス規制よありがとう。という感じです。
この排ガス規制、ディーゼルエンジンの排ガスの中に有害物質が含まれているという理由で規制になっていると思われます。高専の授業で教えてもらったところによりますと、実はガソリンエンジンよりはディーゼルエンジンのほうが熱効率が良いんだとか??ということは給油したガソリンや軽油が持っているエネルギーをよりたくさん動力にしているのはディーゼルエンジンですよね。技術が進んでディーゼルエンジンから有害なガスがあまり出なくなったら今度はガソリンエンジンが規制の対象になるなんてことがあるのかも知れません。その前に電気自動車ですかね?
それからもうひとつ思うことがあります。
最近10年を越えた車の税金が高いです。グリーン税制なんだとか。これって車を買い換えなさいってこと?でも車を作るのにもそれなりに二酸化炭素や有害物質を廃棄すると思います。鉄鉱石を船で運んで製鉄所で鉄にする。部品を作ったり車を組み立てるのだって電気が必要です。これって日本人が10年を越えた車を新車に買い換えて行ったほうが環境(といっても有害ガスとか温暖化とかカテゴリーは色々あるけど)には良いということなんでしょうか?
車の生産で地球に与えるダメージと大切に乗ったときに地球に与えるダメージ。私にはどちらが良いのかなんて分かりませんが新しいハイエースがやってきてちょっと考えました。
それでは。
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