ETAP3
ども。まるです。
バイクを引き取りに行ってきました。
地元の方にあちこち案内してもらって家に到着したのは夜中の1時。バイクも降ろさずに会社に通っています。車内にはモンゴルのガソリンの臭いがプーン。なんだか体に悪そうです。早くバイクを下ろさなきゃと思っているのですがなかなか。
さて、今回はETAP3前半です。
昨日、メカニックのうなぎさんにフロントサスをいじってもらったおかげで今日は多少のギャップじゃあびくともしません。何て楽なことか。頑張ったら90km/hは出ました。多分XR400の性能の限界ってまだまだ上にあるんでしょうけどこの辺りが私の限界です。最初の村は前を走っている人がいたしミーティングで教えてもらったランドマークが分かりやすかったので問題なく通過。70km付近でスーパーカブの坂本さんをパス。ここまでは順調なようです。ここでGPSがぐらついているのに気づいてストップ。よく見るとGPSを固定するネジが吹っ飛んでいてとめているバンドもゆるかったのでガムテープ+タイラップでとりあえず対応しました。ギャップに飛び込んでもびくともしなかったのでこれでOKです。
さて、本日最初の難関?はドライレークでした。
20kmほどビッグホーンと思われるモンゴル人の車の後ろにいました。
抜きたいんだけどなかなか抜けない速さで走っていきます。
で、ついつい追撃モードになってしまいビッグホーンに続いてドライレークの真ん中に飛び込んでしまいました。が、そこは昨日の雨で水がたまったマディーレークでした。結構深いし地面は九州の土のようにツルツルでした。バイクが振られたかと思うと真横に走っていきます。ここでアクセルはコケそうだし我慢我慢。何とか真横のまま脱出成功。後で聞いた話、すみっこを走ればなんとも無かったよ。らしいです。冷静になっときゃ良かったと思ったのは後の祭りです。
200km付近。ここからのルートが難しくて、どうにかナビゲーションしていたものの、
ついに245km付近のコマで迷子になりました。電線がないといけないのにどんどん遠ざかっていくし分岐が分かりません。近くにいたDRZの方とも話したけど迷子みたい。前のコマに戻ったもののハテ??ここは一体何処??とりあえずいけそうな道は片っ端から行ってみるけど…よく分からん。そのうち自分がどっちから来たんだかも分からなくなってきて本格的に迷子かも…。右往左往しているうちにプリウスとミニ発見。何キロ地点ですか??と聞いてみます。247km。やっと分りました。ルートが分かったんでプリウス&ミニの先を行かせてもらうことにしました。
ほっとしたのもつかの間、左コーナーであれっ??曲がらない。
と思ったらコースアウトしてゴロゴロ転がりました。近くで見ていたモンゴル人が驚いて駆け寄ってきて、バイクを起こしてくれたり、ついでに私も転がっているところを起してもらったり。再スタートしようとするけどモンゴル人がしきりに何か言っています。パンクです。何でパンクしたのか分からないのですが修理しないと再スタートできないことは確かです。モンゴルで初めてのパンク修理です。果たしてうまくいくんでしょうか??横で見ていたモンゴル人が見るに見かねて?手伝ってくれました。チューブを入れる作業なんて私はほとんどやっていないのにタイヤの中にチューブが入っていました。タイヤも手で外したり取り付けたり。ビックリです。空気を入れてみたんだけどビードストッパーが引っ込んでいきます。ん??これは絶対おかしい。
念のためにともう一度外してみること、ビードストッパーの内側にチューブがついていました。モンゴル人にとってはビードストッパーなんてなんだろ?これ?って感じなんだろうなあ。と思いました。とりあえずその後は空気入れの使い方が分からなくて校長先生に教えてもらった以外は自分でやりました。今度は無事に修理完了です。途中から#36の岩井さんが手伝ってくれたんですが、ICOが壊れてここがどこか分からないしフロントブレーキのホースも破れてしまっているとのこと。
とりあえずレスコンまでは一緒に行くことにしました。レスコンまでは後30kmくらい。順調にナビゲーションして村を越えたらすぐにレスコンのはずです。村の中でコースが分からなくてうろうろしていると後ろの岩井さんがあっちだよと。教えてくれました。ICOの動かない人に道を教えてもらっている私って…。無事レスコン到着です。200kmからレスコンまで50kmほどなんですが何と2時間半。
めちゃくちゃ長く感じました。 |