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何かと不穏な時代に大先輩からの「おい、なんだい!」と、難題山積みの熱きメッセージ、まあSSERの社説のようなものです。

 

「平和と言う名の泥舟」

災害復興のお手伝いはいろいろな形で名乗りを挙げ、募金や現地での活動をしています。多くは善意の固まりですが、ボランティアという名で様々な組織がうごめいているのもまた事実です。

アルカイーダのマグレブ支部のような組織は、ごく限られたアフリカの反政府組織や軍隊崩れの強盗団にほとんど実態のなかったアルカイーダ系の人物が接近し、マグレブ支部を名乗ったとされます。それがいつの間にかアルカイーダの名称そのものが脅しとして効果を現し、一人歩きするようになり、政府はコントロール出来なくなっているのです。これがサハラ地域一帯を不安定にし、旅は危険にさらされ、パリダカは南米へと舞台を移さざるを得なかったのです。

日本でも今度の大震災で大変危険な兆候が見られます。菅首相が辻本清美議員を災害補佐官に起用。ボランティアを仕切る形になっていますが、辻本議員が一時はピースボートの中心で“北”と深い関係にあったことは周知の事実です。

船で世界を巡り、若者の見聞を広めると言う看板ですが、実態は社会主義国を巡り若者を洗脳するのが目的だとも言われているのです。かつて彼女が惚れ込み、貢いでいたのは赤軍派の活動家ですから、菅首相を始め民主党の幹部が違法な外国人からの政治資金を受け取っていたのも不思議ではありません。返せばいい、の姿勢ですが、賄賂も万引も「知らなかった」と返せば良いのでしょうか。

しかし、もっと怖いのはテレビ局がピースボートをボランティア団体(N G O )の代表のように報道していることです。ピースボートがいかなる団体か、そのテレビ局は知っているのでしょうか。承知しているなら、とんでもない話と言わざるを得ません。

大災害は左翼勢力を活気づけています。民主党政権との強いパイプは、救援物資を思うがままに仕分けすることが出来ます。被災者の弱みにつけ込んで勢力を伸ばすのは言うまでもありません。多くの人々の善意が、左翼政治家や極左翼組織の勢力拡大につながりかねない事態に、「がんばれ・日本」のかけ声が、♪ガンバーロウ…、聞いたような左翼の労働歌と重なって来ているように思います。

写真は大船観音。平和祈願で戦後に作られました。


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