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何かと不穏な時代に大先輩からの「おい、なんだい!」と、難題山積みの熱きメッセージ、まあSSERの社説のようなものです。

 

 

SSERの東北関東大震災サポートチームが22日、女川原発とその付近に震災後、初めて暖かい食事を届けるとのレポートを読みました。道が通じていなかったし、やっと通じても普通の車で行き来するのは困難な状況のようです。こういう環境だと普通のボランティアやNPOには機動力がありません。現地へ入ることすら不可能です。

その点、SSERはバイク、4輪駆動、トラックの移動手段の他に、大勢でキャンプ生活をするノウハウがあります。保温した食品を運搬する手段も持っています。このノウハウは大きく、大量調理用の鍋釜やバーナーなどもあるので多数の人に向けての調理ができるのです。手伝いに行っている人たちも、サバイバルのプロと言っていいでしょう。

こんな時には楽しみながら、それでいて苦しみながら身につけた屋外での生活技術がものを言います。もちろん自分たちの食う、寝るは自分たちでまかなうし、水や燃料も機動力にものを言わせて運び込めます。普通の人では走れないような酷い道も、何とか切り開いて避難所までたどり着いている様子が目に見えるようです。

地元の迷惑になるのを気にもせず、スタンドプレートしか思えない視察をしたがる菅首相、実情も知らず威張り散らす海江田経産相など、民主党閣僚はどうにも救いがありません。大勢の庶民が地道な努力、自分でできることから何か役立ちたい、という気持ちなど労働貴族には分かりようもないのです。

いつもはしゃしゃり出る議員たちもこういう時になるとどこへ行ったのか分からない人がほとんどです。責任を持って発言できないから、黙りを決め込むのです。もっとも、余計な口出しをしない方が国のためかもしれません。それよりも、彼らにできることがあります。多大な歳費を貰っていて、ろくな仕事もしないのだから、国会議員はそろえって歳費の大部分を義援金に回しても良いでしょう。平成の脱税王・鳩山由紀夫さんなどは、お小遣いや有り余る金を寄付したらどうですか。

SSERは自前で炊き出しに出かけています。助っ人も自前です。もう少し若かったら山登りや砂漠の旅の経験を生かしてお手伝いできるのですが、残念ながら今では足手まといになりかねません。せめてスタッフにエールを送るくらいです。

 

中島様のHPにてSSER東北関東大震災サポートチーム応援団を掲載していただきました。こちらからごらん頂けます


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