鳩山首相の“冥界からの献金”ほど奇妙なことはありませんが、冥界入りさせたれた人が、10人ほど「オレは生きている。献金している」と主張しているのは、とても面白いです。なんせ、鳩山由紀夫首相、幸夫人は、踊ったり、跳ねたり、手をつないで見せたり、これまでの日本の首相にはなかったパフォーマンスの連続です。どこからでも金は入ってくるのです。
首相だからファッションショーのモデルをやっていけない決まりはありません。宝塚歌劇団に加われはしましたが、結局、足を前に上げたり、チータカ踊ることに甘んじるしかなかったスター志願の幸夫人は「今こそ」の自己顕示欲で、日本国の首相を三文役者に引き落とし、皺顔をさらけ出し、自分のアピールに一生懸命です。
何だか情けなくなります。一国の首相が政権についたばかりで、各大臣はバタバタしているときに、幸夫人の友人とか言う稀に見る短命の元首相、細川護煕さんの夫人に誘われて、何と首相自らが美川憲一さんなどとショーをやったのです。チャリティーとは言っても、鳩山首相は男性モデル気取りですモデルにはほど遠いありさまでした。
国内の問題は山積みです。マニフェストだとか何とか言って、公約という言葉を濁し続け、CO2
25%削減などと言って、どうするのでしょう。マスコミが大好きな欧米では「大歓迎」でした。「やって見せてちょうだいな」なのです。数日うちにアメリカの有力新聞は「できっこない」と揶揄しています。高速道路をタダにすれば、フェリー会社もJRも酷い情況になるでしょう。親方日の丸の自治労、巨大企業の労組が主導権を握る労組組織に依存する議員も多いのは周知の事実です。果たしてだれのの味方でしょうか?
チータカ、チータカ踊ったり、眇めのようにあらぬ方向を眺めてファッションショーでカッコ付けをする前に、首相とはどうあるべきかを、大金持ちの象徴でもある軽井沢の豪邸にでも行き、頭を冷やした方がいいでしょう。大金持ちをコマシタ幸夫人には近場の滝でも探し、頭から水を浴びることをお勧めします。
冥界からの献金問題が、首相の責任問題になったときには、北朝鮮の日本人を拉致した犯人を釈放するよう署名した売国・法務大臣が、指揮権発動で助けてくれるでしょう。かくして営々と築き上げてきた日本国は「チータカ・浮かれ首相」と寝業師・小沢幹事長の思うがままです。でも世論と称するマスコミの調査では、75%もの人が鳩山政権を支持しているというのです。どういう調査をしているのか、これも怪しいものです。
ピーヒャラ浮かれ、チータカ踊ったり、気取ったりする前に、首相としてもっと「やることがあるだろう!」です。ああ、もう一つ。中川昭一・元農水大臣が急死しておくやみに赴いた鳩山首相は“金のネクタイ”でした。いくら敵の自民党だったとはいえ、故人を弔うなら金のネクタイはないでしょう。日本の伝統や風習・習慣などは関係ないただの金持ち、労働者、資本家の区別もつかない人なのかも知れません。
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