親離れ、ことに男の子は母親離れが出来ない人が多くなっていて“草食系男子”などと揶揄される人も目立つようになってきました。決断力がないのに、プライドばかり高いので「自分で決める」などという言葉を乱発します。
その典型が日本国首相、鳩山由起夫さんではないかと思います。思うことは勝手です。そうでないなら行動で示して欲しいのですが、ノラリクラリ「検察の捜査を待つ」などと他人任せで、自らのみの潔白を証明しようなどという気はサラサラありません。
自分を支持する人が、驚くほど「政治献金してくれている」としたのが、今問題になっている政治献金です。冥界から献金が来ているのは、史上初です。死んでいる人ばかりではなく、寄付をしているのに記載されていなかったり、寄付もしないのに名前を使われた人もいます。そういうことを、知らなかった、と惚けるのが鳩山さんです。何が厳正な仕分けですか―。
母親にしてみれば、可愛い長男を首相にしたいのは人情でしょう。庶民には到底理解できませんが、溺愛すれば「オカアサマ、ボクちゃん、首相になりたい。お金が要るの」とせがまれれば、有り余る金を持っているブリヂストンの大株主で、創業者の長女でも“あらせられる”オカアサマは、月に1500万円のお小遣い、分かっているだけでも9億円を超すお金を、何の問題もなく鳩山由起夫さん、愛する長男に渡し続けたのです。
別世界の話です。常識とはかけ離れています。松下幸之助さんの孫が、母親の遺産だけで70億円近い現金を相続したことや、カリフォルニアで100億円を超す投資会社を運営していることは聞いていますが、それは恵まれた人の生き方でしょう。
彼は自分が「庶民の味方」のようなことは言いません。政治を牛耳ろうとも思っていないようです。鳩山さんは政治を、日本国を牛耳ろうとしてオカアサマに「お金頂戴」をいってきたと思うのです。そうでもなければ何で毎月“番頭さん”に1500万円もの現金を渡すよう、オカアサマが財産管理会社に命じたのか、理解に苦しみます。
自分を大きく、支持者もたっぷりいて、自分のために政治寄金を寄付する人が「こんなに多いんだ」と誇示するため、冥界からの寄付や、インチキなパーティー収入などを計上しているのでしょう。
「秘書の不始末は政治家の責任」とはっきり国会で追及しています。鳩山さん、秘書が不始末をしているのです。毎月1500万円を母親から貰っているのを「知らなかった」というのでは、嘘とか本当とかを通り越して、普通の人の金銭感覚ではありません。
仕分け人のヒステリー女が、無闇とたたみかける居丈高な態度は、あなたのマニフェストやらに従おうと、ありもしない尻尾を振ろうと、ケツを振っているのです。どう考えても鳩山さんの金銭感覚は、ブリヂストンが潰れでもしないと、思い直してみることもないのでしょう。
「みっともないよな」とある勇気のあるタレントは言いました。マスコミは勇気もなにもなく、追従するだけですから厳しいことは言いません。しかし、オカアサマのお金を、いい歳をして、民主党の党首、そして首相になってまで貰い続けるのは“植物系男子”を通り越しています。
一旦は納得していた沖縄県民にも、妙な期待を持たせました。基地の国外・県外移設です。どこへ移すのですか!代案もなくタダ良い子になりたい―。世間知らずのお坊ちゃんなら、政治の世界などから、サッサと消えていくのが身のためかも知れません。植物系男子は戦いに不向きです。
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