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2007年9月30日 行程20日目
リガ -> ワルシャワ
走行距離:730km 走行時間:13時間30分

今日はカオルさんの誕生日!57歳!!数日前に日本から届いた訃報などもあったから「おめでとう」というのは躊躇するけど、少し元気になったカオルさんに乾杯!!

さて、ムッホたちはどこにいるのかね?こんな時はイリジウムは便利!元気な声で「ベラルーシを走っています。もうすぐポーランドに入ります。ベラルーシはカザフスタンのような景色だったけど、霧がひどくて大変だったよー」だって!!もしかくて二人のほうが早くワルシャワに着くかも。お疲れさまー。凄い距離を走って来てるはず、彼らだからできるんだよね。みんなの荷物も持ったままのピックアップトラックだから盗難にも気を使うし、どんなことがあってもワルシャワに着かなければならないというプレッシャーもそうとうのもの。いやそれにしてもいつも彼らは期待に応えてくれる。頼もしいし素晴らしいよ。

午前8時ホテルを出発、世界遺産に登録されている旧市街「リガ歴史地区」へ直行!!しかし時間が早すぎるのでチケットを販売していないとションボリ!!交渉の結果、バイクは旧市街の中へ入る許可がでた。たちまちビューンと行ってしまいました。車は一応駐車場に入れて歩いて旧市街へ見学へ・・・ラトビアのお金(ラット)に両替が出来ていないので駐車料金も払えない。日曜日なので銀行も閉まってる。やばい!!とりあえずガイドのユリアに借りることに・・・あーまた日曜日だ。長く旅をしていると曜日の感覚がなくなるだよね。気をつけなきゃ・・・今日の昼食の場所も考えなければならないね。

旧市街は中世ドイツのハンザ同盟時代の街並み。世界遺産に登録されたのも、ロマネスク、ゴシック、バロックなどの建築様式が混在するからなんだって。ソ連支配の時代に旧市街の開発が行われなかったのでタイムカプセルとなったのよ。

1時間程、旧市街を見てまわった。リガ大聖堂の前で記念撮影。13世紀初頭に建造が開始されて、現在のものは18世紀後半の姿だそう。中を見ることは出来なかったけど、世界最古の木彫りのパイプオルガンがあり、ステンドグラスが有名で、リガの歴史などが描かれているそうです。

ユリアから今日のルートはどうするかって?バルト三国の3つ目のリトアニアの首都ビリニュスを経由するか、ここからワルシャワに一番近いルートにするか、ということだった。ビリニュスを経由すると遠回りになるので・・・早くワルシャワに着こう。それでも700km以上はある・・・今日も走り続けるんだ。1日走る距離はどうしても長くなる。このツアーは実際に走るのは21日間で全走行距離13000kmを走るってことは1日平均620kmになるわけです。おー改めて、すごい距離。この距離は時に負担でもあり、喜びでもあり、記憶にとどまるものでもあるの。

日曜日の今日は、昼食の場所が超ー気になっていた。ちょうど午後1時30分ごろいい時間に道沿いのレストランが開いていた。よかった、タイミングをはずすとまた何時間もないからなー。メニューはリトアニアの郷土料理「赤カブの冷たいスープ」本来は夏によく飲まれるそうで、身体にいいからと勧められたのでスープはそれにしました。まっピンクのスープには違和感があったけど、実に美味しく頂いたのですが、あれあれおじさんたちの口には、濃厚なものが良かったのかしら?枯れてないからねえ。で、メインのお肉はパクパク食べてました。

ポーランドに入ると川沿いにおじさんライダーは止まって休憩をしていた。そこへはサポートカーは停まれない状況だったので、先へ進んだ。駐車スペースを見つけ待っていても、なかなかバイクはやってこない。ミスコースする道でもないのだが、事故でもあったのか?心配になりプリウスが引き返して様子を見に行くことに・・・「まだバイクはさっき止まっていたところにいるよー」おじさんたちは川沿いのカフェでお茶をしていたようだ。えーなんで一言いってからお茶しないのーって、こういうことでチームワークがバラバラになったりするんだよね。旅行なので自由だけどやはり報告はしてほしかったなー。

午後9時30分、ワルシャワに到着!!ムッホたちはとっくに到着していてどこかへ遊びに行ってるようだ・・・部屋に電話しても出ない。二人にケーキとシャンペンをお願いしていたので探していたのです。そーこーしているとロビーでバッタリ会って夕食会へ・・・「えーきょうはほんとにありがとう、いい仲間と旅ができてうれしいです。」とカオルさんのあいさつからはじまった。日本酒を持ち込んでの夕食会いやお誕生日会となりました。

明日からまたガイドが変わるそしてサポート用の車は用意される手配。書類を確認!メール確認!すべて終わった時間は午前1時を過ぎてました。

さー寝ようと思ったが、どうも何か引っかかるものがあるんだよなー。