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2007年9月22日 行程12日目
アスタナの休日

今日はお休み。いやいや起きて、でもまあお腹は減った。そこでレストランへ朝食に行くことに。ロビーを通りかかると、そこら辺りが洗濯物でいっぱいになっている!!ライディングジャケットはおろか、Tシャツ、靴下、下着まで・・・すんごい量よね。それよかクリーニング料金って確認しているのかしら??ホテルのクリーニング代って高いのに・・・!!

さて、街に観光に行く前にしておかないといけないことがあった。

まずアスタナTOYOTAのディラーに。サポートカーのオイル交換の料金調査、私が記念撮影をしていると、注意されてションボリ!!その上オイル交換費用は高いのにびっくり。やっぱり自分たちでしようか?と悩んでいる。さて、次は両替に。ところが今日は土曜日なので両替所にお金が届いていないんだって。お金がないのにどうして開いているのかね。何件か回ってやっと両替!!

そして懸案の外国人登録へ。・・・滞在期間に関わりなく、外国人は「オビール」(内務省外国人登録事務所)で外国人登録証の取得が必要なの。カザフに入国したときにどうしたものか、外国人登録用の書類のある人と無い人がある。やはり、その紙は必要なもの、発行に時間がかかるとのこと。「もう一度午後4時に来て。」って、でも今日は土曜日。元警察OBのウラジミルさんが「おーだめだ。お昼からではもらえない可能性がある。少しお金を用意してください。」ちょっと時間はかかったけど、ウインクしながら帰ってきた。「OK!全員のパスポートと外国人登録証を1時間後に取りに来る。大丈夫だ。」よかった。胸をなでおろした。こうしたテクニックは最近覚えたのでした。いーのか悪いのか?!

今回のこの旅のスケジュールを決める時に、国境を越える日は全て日曜日を除いて設定したんだけど。しかし、外国人登録証の取得の曜日まで考えていなかったよ。

1時間の時間ができた。横田さんと山田の壊してしまったカメラのレンズを探すことになった。大きなデパートに行ってもカメラ関係のものを置いていない。あまり需要がないのかしら。最後の1件に行ってやっとみつけた。ちょうど1時間が過ぎたのでパスポートを取りに行った。出来上がっていた。じゃーホテルへ戻ろう。

お昼ご飯を食べて、マイクロバスに乗って、市内観光へ

まずはじめは、故黒川紀章さんが都市計画に取り組んだ。カザフスタンの新首都アスタナ新市街へ。なんといってもメインはシンボルタワーのバイテレグ・・・カザフ語で生命の木の意味らしいけど、どう見てもサッカーのワールドカップのトロフィーのよう。え、カップなのにトロフィー??タワーの高さは105m、今日は日が良いので結婚式ラッシュ!みんな式のあとにここに写真を取りに来るようね。

次に大統領文化センターへ、ここはカザフスタンの民俗歴史博物館で、石器時代から現代まで幅広く展示があって、カザフや中央アジアの歴史と文化がまさに俯瞰できるという感じ。おじさんたちって、疲れがみえはじめたらしくてやっぱり今日も喫煙場所を探しもとめていました。そんなこんなで市内観光もほどほどにホテルへ戻るのでありました。

夕食までに時間ができたので、両替とタンドラのテールランプの電球を探しに大型スーパーマーケットへ。日本で言えば大型郊外型ショッピングセンターってところ??食料品から車の部品、電気製品など・・・ゆっくりお買い物したいなーと思いながら、両替所は閉まっているし、タンドラの部品もない。タンドラの部品は特殊らしくナカナカないようだ。

「これからロシアに入るので、テールランプがついていないと必ず止められる。だから必ず探さないとダメ、このあとロシアに入るまで大きな町がないから、特殊な車の部品置いているところを知らないか聞いてほしい。」ってムッホがノルジャンに強い口調で言っていた。たぶん、私たちに会うまでにもロシアではいろいろ大変だったんだろう。それを察してか、ノルジャンはどこからか車屋さんを聞いてきてそこへ行ってみた。「あった。よかった。これで安心!!」みんなと約束した夕食の時間まで、あと15分だった。急げー

さあ、夕食へ。カザフの民族衣装を着た女性が出迎えてくれた。おじさんたちはうれしそう。単純なんだからね、もー。料理はカザフスタンを代表するベシュパルマック。ゆでたジャガイモ、玉ねぎと平打ちの大きな麺の上に、お肉がどっさり。本来は大皿に盛られたものを手で食べるという、カザフらしい豪快な料理。そして、ムッホやジャンガルは馬乳酒を美味しそうに飲んでいる。カザフで獲れた葡萄でつくった今年のワインをおじさんたちは「若いワインっていいね。」なんて楽しそうにしている。そしてこのころから女性は全て「ナターシャ」になっていった。どうしてなのかはカオルさんに聞いてみなきゃ。

今日はどうしても日本へレポートを送らなくちゃ!!レポートを送るときに日本からのメールを受信するのが楽しみ。日本の今をレポートしてくれているからだ。そして、一言の気遣いの言葉がうれしかった。

この日のメールには「サレメトスィズ ベ お疲れさまです。気がつけば彼岸花が咲き始めた松山です。・・・」頑張れる特効薬になりました。ありがとうね。

あー明日は早い!!6時00分にコスタナイへ向けスタートだ。現実はキビシイのよね。