『地球は魂の遊び場・予告編』
こんにちわ。次号から連載を開始することになりました斎木です。今回、僕のメンターであるSSERのBOSS、山田さんから執筆依頼を受け、二つ返事で了解したものの、実際何を書いていいものか迷いました。
山田さんからは「何を書いてもいいぞ!」と明言されたものの、長く書き続けていこうと思うと主観的にならざるを得ません。本当は客観的な視点に立った物語を書きたいのですが、それには充分な調査とインタビューが必要になります。近い将来それも書いてみたいのですが(山田徹・テヘラン潜入特命記など)、今の僕にはまだその時間と実力が伴ってません。
主観的な視点でモノを書いていくにしても、当然、菅原さんや山田さんのような極限的な経験も含蓄もなく、中途半端な経験と独りよがりな知識のみで、徒然なるままに書き綴ることは非常にリスクが高いことです。
文章とは非常に怖いものです。人間性が直に出ます。フルチンで街中を歩くようなものです(笑)。僕自身、今までのキャリアをすべて投げ捨て、人生を一からやり直し始めたばかりなので、”まだ書く時期ではないのでは”とも思いました。
しかしだからこそ、”今しか書けないこともあるのではないか”と思い直しました。仕事も住む場所も人間関係もすべてオールクリアになり、地位も名誉も何もない今だからこそ、怖いもの知らずで言いたいことが言えるのではないかと思った次第です。
今僕は、これまでにない精神的な自由を感じています。腐ったプライドもコンビニのゴミ箱に捨てました。僕の書く内容は、一般的な社会常識から見ると時に常軌を逸したものになる可能性もあります。経験も知識も少ない上で、勝手な主張を鷹揚にのたまうこともあるかもしれません。それは僕の人間としての未熟さを露呈することになるのですが、この際アホな自分を全部さらけだしてやろうじゃないかと腹を括りました(笑)。
なので、良識をわきまえつつも時に挑発的に、議論を巻き起こすような論旨を展開する可能性があることをご容赦ください。「こいつ本当にアホなんじゃねーの?」という苦情は、僕を執筆陣に選んだSSERまで(笑)。
どうぞよろしくお願いします。
―筆者:斎木雅弘 プロフィール―
大学卒業後、バックパッカーとしてインドやエジプトをはじめ各国を放浪。これまで20数カ国を訪問。その後、広告代理店に入社するも28歳の時にラリーレイド・モンゴルに参戦するチャンスが舞い込み、退社。父とともに参戦したラリーの魅力に心酔。その後もモンゴルやエジプトなどのラリーに、4輪ナビゲーターとして参戦。ラリーに継続参戦できる仕事を探すうちに、長期休暇の多い大学講師を志望。順当にキャリアを積み非常勤講師などを勤めるが、教授会の派閥争いに巻き込まれドロップアウト。ストレスで病気になったりという暗黒の3年間を経験(笑)。ここで生来の反骨精神に火がつき、大学がアホらしくなって辞職。勢いで辞めたもののこの不況下で仕事もなく、半年間、肉体労働で食いつなぐ。しかしひょんなことから人との縁がつながり、念願だった広報の仕事をゲット!人生がやっと廻り出す。住居と活動のフィールドを長年住んだ岐阜・名古屋エリアから東京に移し、人間関係も新たに、いい歳こいて人生を一からやり直している人生激変系トンチキ野郎である。現在、広報の戦略立案やセールス・プロモーションの企画・制作の仕事に精を出す一方で、近い将来のラリー復帰を虎視眈々と狙って準備中。
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