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	 "未就学児のおもひで" 
	「いつも自分ばっかりお出掛けして・・・」 
	などと妻や娘から白い目で見られがちな今日この頃一念奮起して家族旅行に行ってきました。 
	計画するに当たり、彼女たちに希望を聞いてみると 
	■長距離フェリー ■寝台特急 ■動物と戯れる ■山奥の秘湯(源泉掛け流しに限定) 	■グルメ ■マンガ三昧 
	等々のムチャなリクエストがズラズラ。それでも頑張って全てを個人で手配をしスケジュールの関係で列車の旅は叶わなかったものの費用無視にて合計7泊8日の北海道旅行と相成りました。 
	初めてフェリーに乗る娘はまず4人部屋の2段ベッドに興味津々。入ってイキナリ「ココわたしのおへや~♪」などと言ってカーテンを締め切り、中に自分の荷物を持ち込んでなにやらゴソゴソと”自分の世界”に浸り込んでます。 
	(思えば自分も似たようなことをして遊んだなぁ…) 
	勉強机の下に卓上ライトなどを持ち込んで毛布を暗幕代わりに覆い暗い中”秘密基地ごっこ”をよくしたものだと妻に言うとなんと彼女も同じようなことをして遊んだとのこと。こんなの男の子しかしないと思ってたケド実はそんなことないんですねー(ウチだけ?) 
	甲板の上で気持ちよい揺れについウトウトする妻を見て「ママ寝ちゃったよー♪」と冷やかすように目の前をおどけて見せる娘。船酔いでゲロゲロになりゃしないかとコチトラ心配でしょうがなかったのが杞憂で済みました。 
	苫小牧に上陸後はレンタカーで各地を回り競馬場や牧場に行ったりトムラウシの温泉にふやけるほど浸かったりサロマ湖の宿で食べきれないほどの海の幸に囲まれたり急に雪が降って辺りがすっかり冬景色に変わった中行きたかった場所が冬季通行止めになって断念せざるを得なくなったり冬季営業初日の旭山動物園で地元のTV局にインタビューされ当日夜のニュースにいきなり娘がデカデカと映ってホテルの部屋で偶然見ていた我々が超ビックリしたりと某自動車メーカーの売れ筋1BOXカーのTVCFをまさに地で行くような内容に親としても満足していたものの帰宅後にナニが一番楽しかったか?と聞いてみたら 
	「うーんと、ピカチュウのひこーき♪」 
	などとのたまう娘を見て急に脱力感に襲われたのでした。 
	でも案外、6歳の子供の目からすれば アチコチ連れ回したところでそんなもんなのかもしれないですね。 自分が同い年の時、ナニを見てナニを感じたのか 今更では見当もつきませんが… 
	貴方は6歳ごろの記憶って、まだ鮮明ですか!? 
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