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【小モンゴル】

「TBIなら完走できるけど、それがラリー・モンゴリアでもイけるという確証にならない・・・」

「TBIとラリー・モンゴリアの間にあるギャップを埋めるようなイベントがあればなぁ・・・」

「砂漠を走る練習が日本じゃ出来ないみたいだし・・・」

「一遍はモンゴルを走ってはみたいけど、ちょっと費用が・・・」

モンゴルを走ってみたいけども二の足を踏んでいる友人や知り合いがこんな風にボヤいているのを見て、XRを引き取りに松山へ行った際にSSERの事務所へ立ち寄って、ちょっと提案してみたのが去年の12月。

■ 3泊か4泊くらいのツアーを30万円台の費用で開催して欲しい。
■ ちょっとでいいから、出来れば砂丘を体験できるようなルーティングで
■ バイクはレンタル、規制前のジェベルやDR250Rなど同じクラスの他車と比較してパワーがあり比較的安価で入手できる車両がベター(砂丘を体験するには小排気量の方が苦労できるので)
■ モンゴルらしい地形でのコマ図走行もあればモアベター(古っ)
■ ラリーと併催ならば、最終ビバークで本隊に合流してラリーの雰囲気を体感したい。
■ 最終SSは距離が短いので、本隊が走った後で体験走行が出来れば・・・

あいにく訪問時にヤマダさんは留守で、代わりにクロカワさんに”話すだけならタダ”とばかりにアレコレ要望を伝えてスッキリしてから帰路に着き、年が明けて1月。

「あのモンゴルのツアー、やるから」

なんとヤマダさんから連絡が来てビックリ。

そしてフタを開けてみたら、残念ながら砂丘はルートに含まれてなかったものの自分のバイクでラリーの最終SSも走れて、しかも輸送費込みで30万円台!!コマ図走行も予定されてて、本番の予行練習として検討している向きにもウレシイ内容。かくして自分の頭の中にあった”小モンゴル”は”レイド・モンゴリア”という素敵な名を与えられてデビューを飾りました。

去年はSSERさんからスカラーシップを頂いた関係で、清水の舞台から飛び降りる勢いでラリーに参加した自分でしたが、時にはXR400が5速で吹け切るような速度でSSを突っ走りながらも

「ここはもう少しユックリだったら気持ちイイだろうなぁ・・・」

と思うことしばし。

実際にETAP4では体調不良に加えてミスコースを連発し、ルート後半は心も折れてツーリングペースで走ってビバークへ帰着したのが日暮れ寸前という事もありましたが、ベストを尽くさなかった事を翌日になると猛省。ラリーを本当の意味で楽しむのなら、相応の覚悟が必要なんだと体で知りました。

レイドならラリーほど車体の艤装に費用が掛からないので、概算でラリーに出場する場合の3分の1くらいの費用で賄える計算でしょうか?ラリーの練習としても良し、純粋なバイク・ツーリングと捉えるも良し。自分の場合、今年は仕事の都合でちょっと難しそうですが、もし来年もレイドが併催されたら頭の中で早回しで流れていくばかりのモンゴルの風景を、”適正”な速度でもう一度見てみたいナと今から思ってます。


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