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「ガストンライエミーティング」

次の日は、晴れていて気持ちも落ち着いてきたので、少しは、景色を見る余裕も出てきました。

GSのでっかいバイクの人が、転んでいたので、起こすのを手伝ったら、GSエンジンでモトパンを焦がしてしまったり
『ガレ場が大変でした♪』って言ったら
『ガレ場なんてあったっけ?どこに?』といわれて絶句してしまったり(私的には、大変だったの)…

なんとか1泊2日の日程を、消化することができました。楽しんだというよりも、消化したというほうが近いのです。

金魚のフン走行でも、コマ図とは何ぞやということはなんとか分かりました。しかし、1日3回は林道で転倒しています。スピードも出ていないので、怪我がなかったことは幸いですが、こんなスピードではTDNについて行けません。置いていかれてしまいます。

『TDN、本当に出るの?』とO氏に聞かれました。
目標の“怪我せずにゴール”は確かに達成しました。しかし、目標を達成したというよりも、篩い分けにかけられた状態で、篩ザルの底にかろうじてしがみついている…といった気分です。

『……う~』

経験値や、技術などからいっても、完走できる割合は10%以下に思いました。参加してみて、今さらながら実感してしまいました。でも、完走できる自信の割合がどれくらいになれば、出場できるのかなんてわからなかったし、自分の気持ちが、『よし!今のスキルだったら90%完走できる』なんて思える日が来ることはないだろうな~…とも思いました。

それ以上に、ガストンライエミーティングで、一つの事をやり遂げたという満足感が、もっと満足したいという欲求を生み出してしまったのでしょうね。変なドーパミンが放出されてしまったようです。

出した答えは
『でる!!!』

参加しない言い訳は、山ほどあります。でもいいのです。出たいのです。それに理由なんていらないのです。『とにかく出たかった』のです。

出ると決めたからには『どれくらい、ザルの底にしがみついていられるかが勝負』ということになると思いました。もっと練習しなくちゃ!体力もつけなくちゃ!タイヤ交換おぼえなくちゃ!

そして次の目標は、TDNのスタート台に立てること!です!!!


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