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「ガストンライエミーティング」

スタートです。

第13回TBIのビデオでみた、カウントダウンが目の前で行われています。気分はTBIの主人公です。

SSERの山田さんが『ゴーグル、曇ってるよ?見えるの?がんばってね。』と声をかけてくれました。

はい。見えませんです。初参加は雨、しかも寒いので、ブルブルしているのが、緊張なのか寒いからなのか、よくわかっていません。カウントダウンがすごく長く感じました。その間にも、ゴーグルはすぐに真っ白になるし…もう…

ノロノロ運転の私は、最後尾をズルズルと走っていきます。前にいるO氏からはぐれないようにしなくちゃ…(すでにコマ図走行ではなくなってきていますが…)

でっかいバイクに乗った人が後ろに迫ってきました。
ヨロヨロと林道の脇に寄ろうとしている間、ラインが空くまで待っていてくれました。

『サンキュー♪』 赤青フラッグカラーに乗ったBMW F650の人が、手を挙げながら通り抜けていきます。かっこいい~…ダンディ~…それが、ガストン・ライエさん。

『きっと、早い人達は、とっくに先行っちゃってるんだろうな~…』と、思いきや、ガストンさんは、最後尾の私を、追い抜いていきます。

『え?後ろにいたの?』と、思いきや、ゆっくり休憩して手を振ってくれたりします。なんでも、みんなに会えるように早く走ったり、休憩したり、遅く走ったりをしているそうな。おかげで、写真を撮ってもらう事もできました。えへへ・・・

そして、ペース配分もできないまま、あまりのスローペースに夜走行。A、Bの選択コースがありましたがKスタッフさんの『どっちでもいいよ。ふふふ。ワシらは遅くなっても暗くなっても、まっちょるけん♪迷惑なんぞ考えずに、自分の好きな方選ぶといい。』の言葉に、迷わず簡単な方をセレクト。

しまいには疲労、夜、緊張、で痛恨のミスコース。は…早くゴールしたいのに、ビバークにたどり着けない。たどり着いたのは、ビバーク地の隣の山。

『あり…?』

お向かいのお山に、光り輝くホテルが見えます。あれっぽいのですが、どこを走っているかわからないので、真っ暗な山の中をグルグル…たどり着けないもう泣きたい…でも弱音はかないもん…

疲労で糸が切れそうな状態でゴール。

他のほとんどの方々は、入浴も済ませさっぱりした状態で、ビールなんぞ飲んでいます。うらやましい。

私も飲みたいけど、そんな余裕はない~明日の事を考えると、呑気にしていられません。夜は、楽しい夕食、抽選会をしてましたね~。でも疲れてあまりよく覚えていません。私は、夜ご飯をさっさと済ませて、寝床につきました。(テント泊じゃなくってよかった)

いつかは、私も余裕を持ってゴールして、ビールを飲みながら笑うんだ!!!と心に決めた事は、言うまでもありません。

つづく


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