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「ガストンライエミーティング」

友人は彼氏となり、練習パートナーとなりました。

練習メニューは…

『長時間走る為の体力』
『ゆっくりでも確実に走破できる事』(アタック系へ連れて行かれた…)
『最低限の整備・タイヤ交換』

なんでも、『一箇所でも難所が抜けなければ、完走できない、しかし、ゆっくりでも確実に難所が越えられれば完走はできる』というのが彼氏のポリシーだそうです。このときくらいから、絶対に弱音ははかないようにしようと、決めました。

何事も体験してみなくては、どれくらい走れるのかなんてわかりません。というわけで、まずは初めてのコマ図『ガストンライエミーティング』に参加することとなりました。残念ながら、この時点でタイヤ交換はまだできません。

さっそく、走る前から大きな難題がふりかかってきました。

『ガストンライエミーティング』でさえ私にとっては、超怖い人達がいっぱいいるぅ~という雰囲気にのみ込まれてしまいました。もちろん、オフロードも、コマ図も素人の私にとって、知り合いは一緒に参加する彼O氏と友人のF氏だけ。他の方々は、手順よく受付・車検をこなし、時には、楽しくお話なんぞされています。こっちは、超緊張モードです。

うわぁ~…なんだか、みんな強そうだ…どうしよう…(何もしていないけど)怒られるんじゃないかなぁ…どこで何をしていいのか分からず、パニック状態&ウロウロオロオロ。朝霧高原に到着してから、緊張・不安はピークに…緊張してトイレが近い…初めてのコマ図の糊付けも下手くそです。もう帰りたい…

『おはよーございます!』

知らない人が、こっちを見て挨拶したようです。でも、知らない人だし、私に挨拶したんじゃないよね。スルーします。

『おはようございます!』

また、別の知らない人から挨拶をされました。よく見ると、知っている・知らないに限らず、すれ違う人には挨拶をする礼儀らしいです。どのオフロードのレースに参加しても、知らない者同士が、気持ちよく挨拶をするということは少なかったように思います。それ以前に、知らない人に挨拶をするという事自体が、普段の生活からなくなっていませんか?ちょっと面喰っている私は、

『あ…お…おはようございます…』

と返すのが精いっぱい。でも少しだけ、超怖い人達→やさしそうな人もいる、になりました。

この時、『挨拶をしてくれた人を、覚えておこう。困った時には助けてもらおう!!!』

と必死で、バイクと顔を覚えようとしました。しかし、あまりにも多くの人が挨拶を交わしてくれるので、結局、覚えられません。

つづく


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