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クスの葉の緑がとてもきれいです。木々の新芽が色を濃くするなか、事務所の窓ら見えるそれはまだまだ淡くやわらかそうな緑色。さわさわと薫風に身をまかせきらきらと光りながらゆれています。とてもさわやかな光景ですが窓辺の温度は上がるばかり。気温はもう既に30度近くにまで。梅雨が明けたらどうなってしまうのか心配になります。

さて、久しぶりの休みにちょっとドライブしてきました。向かった先は紀伊半島は志摩方面。リアス式の海岸線と真珠の養殖で有名な英虞湾です。途中立ち寄った展望所で地面を覆い尽くす真っ黒でちじれた紐のようなものに出会いました。長いものもあれば短いものもあり幅もまちまち。たくさんの人が出てその黒いものを持ち上げたり束ねたり。車100台は停められそうな駐車場いっぱい使って作業中でした。聞くとその正体は「ひじき」。刈り取ったものを干している最中で、この辺りでは今の時期にしか見られない光景だそうです。口にするときは小さいのに加工前は切っていないワカメのようにも見えるほど大きいものでした。

街の中心部の安宿に荷物をおき、早速食事に。ふぐ料理の文字にそそられ入っては見たものの、やはりもうシーズンは終わっていました。地元ではこのふぐをオリジナルのブランドとして売り出しているようで、あちらこちらにその文字を見かけます。あたりの旅館やホテル、料理店にしか卸していないということで(家庭向け通販はあるらしい)おいしいふぐを食べに是非来てくださいと。

この時期ならではの味として店の主人が出してくれたのが小さなウルメイワシ。頭とわたを取り除きそのまま生で食べるのですがこれがウマイ!!。5センチほどの小さな身ですが油も乗っていてひょいぱくひょいぱく食べられます。青臭さも無く口いっぱいに広がる甘味。こちらもほとんど流通していないらしく食べたければ是非!というもの。やっぱりいろいろとあるものです。名古屋からもそんなに離れてないし、次はバイクかな。


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