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第92回 09/03/05

<<No091No.00>>

最新のモンゴルニュースをお届けします。

1. 先週はモンゴルは旧正月でした。今年は土日が入って長いお休みでした。アジアの日本、中国などの旧正月は1月にありましたが、モンゴルは1ヶ月遅い2月になりました。共産主義時代はどうなっていたのかわかりませんが、ここのところ毎年のように旧正月はいつにするか!を巡ってトラブルが絶えないようです。テレビ、ラジオなどで2つに別れて議論しますが解決できず、結局1月班、2月班に別れて祝うのです。来年は日本と中国の旧正月の日程が一致するらしいです。今年も1月に旧正月を祝うひとも少なくはなかったようです。へんなの。

2. 最近よくある話は地球温暖化問題です。モンゴルにもう一つよくある話は砂漠化です。砂漠化は温暖化の影響なのですが、実はヤギも原因のひとつではないかと言われています。それは1989年に20頭の羊に対して1頭だったヤギの数は、2008年に19,465,400頭になりました。ヤギは草を根こそぎ食べるのでますます砂漠化が進んでいるそうです。2008年の統計ではモンゴルはラクダ261,800頭、馬2,122,400頭、牛は2,448,300頭、羊は17,898,000頭だったのです。

3. 去年、1990ツグルグまで上がったガソリンはやっと下がりました。A-93は1000ツグルグ、ディーゼルは1160ツグルグ、A-76は880ツグルグになりました。

4. 2月にカザフスタンに行ってきました。去年も行きましたが今回は本当のカザフスタンを知りました。まずアスタナです。この町は1998年に首都になりましたがいままでアルマティに(元首都)ほとんどの会社があります。アスタナは何もないです。1991年ごろモンゴルのカザフ族がカザフスタンに移民していた時アスタナは寒い町だったからモンゴルカザフ人をアスタナに行かしていたのです。当時1500ドルだったアパートが首都になったら5万ドルになったそうです。警察はもう大変!バス、列車などで移動するとパスポート検査をしますが、周りに人が少ない場合荷物まで検査するのです。

5. 今日の天気
昼-8度  夜-17度  雪降る

モンゴル情報局も1年ぶりです。旧正月からモンゴルも春の季節が始まるので暖かいです。雪も溶けていっています。暖かくなってきたのでラリーの準備が始まりました。みなさんモンゴルへ来てください。

ムッホ

 

Duinkharjav Bayarchuluun (D・バヤンチュルン)
1959年12月24日生まれ

カミオンに乗るのは、バイラー!1994年の試走からのスタッフで、スーパータフなヤツです。今では菅原さんに、その腕を買われてパリダカのアシスタンスカミオンのドライバーを務めます。モンゴル本番中には、X1トラックの切れたファンベルトを、自分のズボンのベルトで代用してビバークまでやってきたりとか、いつも斬新な?緊急対応がとても興味深い、人です。一人でクルマに乗って世界中に行きます。出先からよく電話がかかってきて「いまフィンランドでフェリーに乗っています。」とかね。で、日本語はすべて試走中とSSERに遊びに来たときに覚えた独学!釣りが大好きで名人。二人でウランバートルでフィッシングとツアーのお店を出そう!というのが合言葉。

JANGAR TSMBEL(ジャンガル ツェンベル)
1974年1月22日生まれ

好青年風は、ジャンガル。ラリーの初めの頃はまだまだ子供だったんですが、今は一児の父親に。ウランバートルでは、若者があこがれるヤンエグ?でもって異常なほどのきれい好き。ジャンガルがSSERに遊びに来ると事務所の中がきれいになります。アパートの部屋にはご自慢のホームシアターがあるんですねえ。日本語はとっても得意。彼の文章は、おかしくても極力そのまま掲載しますけん。ってすっかり伊予弁のジャンガルでした。趣味、掃除と後片付け、プラモデル、部屋の模様替え。まったく日本人のようなモンゴル人です。

NATSAG MUNKHAMGALAN(ナツァグ ムッホアムガラン) 
1973年11月20日生まれ

さて、もう一人はムッホ。彼も最初から通訳として参加。力持ちで働き者。父親はモンゴル航空の国際線の元パイロット。空港の近くに、自作のログハウスを建てて暮らしています。大工さんとしてもやっていけそうです。学生時代から優秀で、とても頭がいいんですが、奥さんは陸上競技のアスリートで、アジア大会や世界陸上にも参加しているというモンゴルでは有名人。相撲が大好きで、暇があればいつも相撲をとっています。大相撲に関しては、ちょっと詳しい。いや詳しいなんてもんじゃなくて、専門的といってもいいでしょう。今もウランバートルで初場所を見ていることでしょう。


 

                   
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