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第41回 05/02/16

<<No40No.42>>

 

最新のモンゴルニュースをお届けします。

お元気ですか。寒い中何とかやっています。
最新のモンゴルニュースをお届けします。

1.ウランバートル市では、年々高まる環境問題から、タクシーの燃料をLPGにすることとしました。現在50台のタクシーがLPGで活躍していますが、本年中に300台にまでなるそうです。ウランバートル市のタクシーがすべてガスで動くようになれば、燃料の節約と町の空気の汚れも減少すると期待されています。今のところガススタンドは1つしかないため、町の中心に近い所でいくつかのスタンドを新たに建設するようです。

2.ウブス県ヒャルガス湖ではまた事故が起こりました。1月29日、ウーランゴムからテス村に向かうトラックが、近道を進むつもりでヒャルガス湖の上を走っていたところ薄氷を踏んで、湖に落ちかけてしまいました。トラックが半分しか沈んでない状態で乗員の5人が車から脱出しましたが、うち2人が完全に濡れてしまいました。氷点下30度以下で濡れるということは絶望的な状態を意味します。この事故を受けて、この冬もう何度目にもなる警告が、全国に向けて発せられました。地球温暖化の影響でしょうか。

3.モンゴルでイリジウム衛星電話サービスが、今年ですでに3年目をむかえました。サービスをしているのはニューテルという会社です。さらに今年からは、このニューテル社が、トラヤシステムの衛星電話サービスを始める準備が進んでいます。イリジウムとの違いは、普通の携帯電話のSIMカードを入れ替えると、普通の携帯電話としても使え、世界中のどこでも使えるということです。初めてトラヤ電話システムは米軍で1997年から使われているそうですが、これからは誰でも使えるようになります。

4.天気予報。
今月はずっと寒い日が続きます。10日後にちょっと暖かくなる見込みです。現在昼は-31℃、夜は-44℃です。晴れていますが、非常に寒いです。車のエンジンかけるには結構苦労しています。ところで2月9日からモンゴルの旧正月が始まり3日間続いて終わったら春が始まるといいます。早く暖かくなって欲しいですね。

 

 

ジャンガル

 

 

Duinkharjav Bayarchuluun (D・バヤンチュルン)
1959年12月24日生まれ

カミオンに乗るのは、バイラー!1994年の試走からのスタッフで、スーパータフなヤツです。今では菅原さんに、その腕を買われてパリダカのアシスタンスカミオンのドライバーを務めます。モンゴル本番中には、X1トラックの切れたファンベルトを、自分のズボンのベルトで代用してビバークまでやってきたりとか、いつも斬新な?緊急対応がとても興味深い、人です。一人でクルマに乗って世界中に行きます。出先からよく電話がかかってきて「いまフィンランドでフェリーに乗っています。」とかね。で、日本語はすべて試走中とSSERに遊びに来たときに覚えた独学!釣りが大好きで名人。二人でウランバートルでフィッシングとツアーのお店を出そう!というのが合言葉。

JANGAR TSMBEL(ジャンガル ツェンベル)
1974年1月22日生まれ

好青年風は、ジャンガル。ラリーの初めの頃はまだまだ子供だったんですが、今は一児の父親に。ウランバートルでは、若者があこがれるヤンエグ?でもって異常なほどのきれい好き。ジャンガルがSSERに遊びに来ると事務所の中がきれいになります。アパートの部屋にはご自慢のホームシアターがあるんですねえ。日本語はとっても得意。彼の文章は、おかしくても極力そのまま掲載しますけん。ってすっかり伊予弁のジャンガルでした。趣味、掃除と後片付け、プラモデル、部屋の模様替え。まったく日本人のようなモンゴル人です。

NATSAG MUNKHAMGALAN(ナツァグ ムッホアムガラン) 
1973年11月20日生まれ

さて、もう一人はムッホ。彼も最初から通訳として参加。力持ちで働き者。父親はモンゴル航空の国際線の元パイロット。空港の近くに、自作のログハウスを建てて暮らしています。大工さんとしてもやっていけそうです。学生時代から優秀で、とても頭がいいんですが、奥さんは陸上競技のアスリートで、アジア大会や世界陸上にも参加しているというモンゴルでは有名人。相撲が大好きで、暇があればいつも相撲をとっています。大相撲に関しては、ちょっと詳しい。いや詳しいなんてもんじゃなくて、専門的といってもいいでしょう。今もウランバートルで初場所を見ていることでしょう。


 

                   
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