
SSER PRESS Vol.137
かつての2デイズ」・・・40年。
さまざまなものが変化した。第1回大会は1985年。
大会名称は「四国スーパーエンデューロラリー2日間」
名前もクラシックだが、スポンサーは「リポビタンD」
ルート制作を終え、食堂のテレビは日航機墜落のニュースを流していた。
8月12日だった。大会の開催まであと1か月。
初めての作業はなかなかうまくはかどらなかった。
そして、なにが変化したかというと、やはりマシンだと思う。
変化ではなく進化なのだ。
ROUTE INFORMATION
主会場の「ハイランドパークみかわ」は、旧美川スキー場。会場から出て下る。左折して舗装林道に入る。1.7km進んだダートとの分岐からSSが始まる。
【SS-1】
フラットなハイスピード。1km下って突き当たりを右折。一瞬、大パノラマが開ける。4.3kmで右折。その後、600mで、SS-1はFINISH。荒れた細いダートを登る。舗装路になったあと、ふたたびダートに。このダートは私道が含まれるので静かに走行。舗装路で山を下る。国道に出ると最初の信号を右折し県道を行く。4kmで橋の先の分岐を左へ。また4km先を右折。この先、民家の前を通る。静かに。3.8km先の分岐からダートへ。
【SS-2】
2.5kmの短いSSだが、SSERの名物SS。コンクリート上を流れる川を何度も超えるスリッピーでスリリングな区間。SSを出たら、舗装路を進む。集落の中を進むので慎重に。古いダートを走り舗装路で久万高原町の北端に出る。
【SS-3】
小さな集落の脇から、5.50kmのSS。集落に出て、峠を上り、トンネル脇からSS-4へ。
【SS-4】
4.78kmのSSだ。集落をゆっくり抜け、国道に出る。信号で右折し西へ。見落としやすい分岐を左に曲がりSS-5へ。
【SS-5】
いくつもの道を繋いだ14.34kmのロングSS。途中、廃道状態の部分は、藪漕ぎレベルだ。路面はしっかりしているので、安心して良い。SSが終わり峠を左折、舗装路を進む。舗装路から、左に分岐して最後のSS-6へ。
【SS-6】
途中の分岐を右折し、坂を上れば、SS-OUT。舗装を2km進めばGOALだ。この1ステージを、しっかり頭に入れておくこと。このルートで2ステは闇との闘いになる。そして3ステも同じルート。タフだが、楽しめるSSERのクラシックなルートだ。

