ETAP-7 2024/08/17

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総評

FA-coat Rally Mongolia 2024
総評

わたしたちを取り巻く地球も環境。なにかその最前線を体感するような今大会でした。
30年の開催の期間でも全くなかった雨の降り方。モンゴル全土つまり日本の国土の4倍もの広範囲にかかる雨雲正体は…などと連日のように大会本部で話し合いながら対応に追われておりました。
今回は日本、モンゴル、韓国、中国、スロベニアの5か国から素晴らしい参加者をお迎えしました。複雑なナビゲーションと言われるラリーモンゴリアをほぼノーミスでナビゲーションをした#103中原親子組のナビゲーションを務めたNAKAHARA Ryoji選手(大学院生)の活躍が特筆されます。閉会式では「ラリーは地味だと思っていたけど、やってみたら面白い。つぎはSXSで優勝を狙いたい」と、現代の若者の言葉がラリーを印象づけました。
総合優勝は序盤にナビで苦しめられたスロベニアのトニー・ミレック選手のスピードと追撃のシーンが、素晴らしいものでした。彼のマップにはすべてのコマのCAPが大きく手書きされていて、彼のナビゲーションの闘い方を示していました。
参加者数は少なかったものの、その内容の濃厚さは、これまでにもないほどのものでした。ラリーを終え連日のようにモンゴリアンブルーいうところの蒼天が戻ってきました。草原は静かに秋の装いに移り変わります。

2024/08/19
SSER ORGANISATION
山田 徹

 

ETAP-7 Report

(RM2024 ETAP-7 Report 2024/08/17)
いよいよ最終日ETAP7がスタートしました。過去になく悪天候の過酷なコンディションを走りぬいた選手たちがゴールに向かいます。この半乾燥地帯でたしかに一時的に雨が降ることはありましたが、今回のような連日のというコンディションは30年の開催のなかではじめての経験でした。ラリーがこうした全天候と戦うスポーツであること、それに打ち勝つこと。参加者がそれを身をもって体現してくれました、午後には新空港の近くで仮表彰式が行われます。

ETAP-7 Route information

■ETAP-7 17 AUG. 2024  Rashaant ⇒ Ulaanbaatar

L:46.24km S:248.19km TOTAL:294.43km

「凱旋を祝福する大地」
ウランバートルへと向かう。古い街道をトレースしたあと、緑豊かな山間を抜ける。まるで祝福の大地だ。 ビバークを出て、舗装路へ。舗装路の脇は、巨大な麦畑。給油しスタートへ向かう。古道を辿りながら走れば道が消え、ところどころはCAPで進む。岩山を越え、巨石群を抜け、メインルートを外れていく。そこは、息を呑むような緑の山々。なだらかで豊かな大地は、ナーダムの競馬の練習地だ。緑の大地に祝福され、ゴール。SS-FINISHで、仮表彰式だ。変化の多いルート、試されるのは人間力である。

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